「比と比の値」の問題も1あたりの量の問題です。言葉の式をかけわり図に書くと
問題 A:B=C:D A:B=15:9のとき,C=40なら,Dの数を求めなさい。
問題文をかけわり図に写し(移し)ましょう。
問題文をかけわり図に写す(移す)ことができました。この問題は,線分図に表さなくてよいでしょう。
15:9の比の値は,15÷9=5/3だから40÷5/3で求められます。40÷5/3=24 (答え)24
比の公式である「内項の積=外項の積」を使わなくても求めることが出来ます。単に公式に当てはめるより1あたりの数を意識した方が複雑な問題にも対応することが,できるのです。
子どもたちが身に着けるまで繰り返し,繰り返しかけわり図や線分図をこつこつ,あきらめないで教え続けてください。