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第18号「あっ!という間の1か月」

新学期が始まり、〇年生として順調に学校生活を送れるようになってきたなとおもっていたら,もう5月です。山には藤の花,山つつじも咲いています。校庭にもカラスノエンドウ,タンポポ,クサフジなど様々な植物もたくさん花をつけています。〇年〇組もエンジン全開でいきいき,ばりばり,何ごともやっていきましょう。

「5月病について」これは,とてもおそろしい病気で,しかも,人に移るのでとてもやっかいです。忘れ物が多くなり,話もしっかり聞けなくなります。そして,だらけた生活をしてしまうようになるのです。5月ごろになることが多いので、5月病といわれています。この病気の予防法は,そんなに難しくありません。連絡帳にていねいに宿題や持ち物などの連絡事項のほかに,何か自分が家ですることを考えて書くようにするのです。 例えば,「計算問題をまちがわないようにします。」とか「○○さんのように読み方が上手になるように練習します。」とか「○○○○に挑戦します。」というふうに書くのです。これを機に続ければもう5月病になる心配はありません。

GWもあり,「今日は何の日」と,その日にちなんだ話も一年を通じて書くようにしました。

第19号「あやまちを正す。」とにかく,やさしくあたたかく思いやりのある学級をめざしてきました。

学級の中で上下関係があってはいけないと思います。子ども同士,親同士,教師,子どもと教師,親と教師,子どもと親,どの関係であっても教えると学ぶという関係があっても人として対等でなければなりません。難しいことですが、頑張りましょう。そうでなければ、「何でも言える学級,学校,教室,職員室,家庭」なんて,ただのお題目になってしまいます。学校では,ただのお題目が多いです。そうならないためには、まずは,互いを尊重する対等な関係を築きましょう。

そして,温かい学級を作っていくのです。何でも話すということは,いっぱいいっぱい間違うということを意味します。私もいっぱいいっぱい間違ったことを言ってきました。そのたびに,温かく見守り許して下さった子どもたち.先生方(校長先生,教頭先生含む)保護者の皆様に感謝しています。温かい,やさしい,学級学校であれば,出来ると思われます。子どもたちから逆襲を受けて,よく謝りました。もちろん、私も逆襲します。そして,みんなで成長してきました。

第20号「聴写」について

視写もいいですが,聴写もいいですよ。やってみてください。作文の書き方の指導になります。お手本は,教科書です。

第21号「百人一首」で活気のある学級に

百人一首には,日本古来のゲームであり,和歌は,5・7・5・7・7の31文字の定型詩で,学習面とレクリエーションの面を持つ優れた伝統文化です。学級で百人一首に取り組むことは,学級の文化を高めることであり,子どもたち一人ひとりの値打ちを高めることだと長年,取り組んできました。卒業生の多くが,小学生生活でやっておいてよかったことの一つとして振り返っています。

第22号「東井義男先生の実践」「柳内達雄先生の実践」を継承する。

本でしか会ったことがないのですが,お二人の実践に心を動かされ,お二人を模範として実践してきました。特に東井義男先生の数々の言葉,柳内達雄先生の作文や詩の指導に影響をうけました。そして,もう一人はスーパー教師,向山洋一先生です。

向山洋一先生は,同時代に教師をした先輩で,同じような実践をしてきた仲間のような存在ですが,私など及びもつかないスーパー先生と尊敬しています。

教育論は多種多様ですが,良いものは良いので,否定するものは、ひとつもありません。目の前の子どもにあったものを見極めて,うまくいけば喜んで,失敗したらまた挑戦して,それでも失敗したら,また挑戦すればよいのです。

                         

   子どもは星                 

            東井 義雄        

どの子も子どもは星                

どの子も子どもは星                

みんなそれぞれがそれぞれの光をいただいて     

まばたきしている                 

ぼくの光を見てくださいとまばたきしている     

わたしの光も見てくださいとまばたきしている    

光を見てやろう                  

まばたきに応えてやろう              

光を見てもらえないと子どもの星は光を消す     

まばたきをやめる                 

まばたきをやめてしまおうとしはじめている星はないか

光を消してしまおうとしはじめている星はないか   

光を見てやろう                  

まばたきに応えてやろう              

そして                      

天いっぱいに子どもの星を             

かがやかせよう。                 

                         

                         

第23号「詩の暗唱」と「考え読み」について

「脳が柔軟なうちに,覚えられるものは,どんどん覚えよう。」という考えで、いろんなことをどんどん覚えます。また,「考え読み」では,一文一文にこだわって,行間まで推測して書く。これも脳のトレーニングです。

6月の学級通信

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