障害者か,障がい者か
柏人権総会の終わりのあいさつで「障害者か,障がい者か」について言及されました。良い一石を投じられたと感謝しております。
常々「障害者」という言葉に違和感を感じてきました。それは,「障り」「害」の漢字の意味からくるものです。「障害」という言葉は問題ないのですが,「障害者」となれば,問題ありです。
せめて,害のあるものというイメージをなくしたく本市では,「障がい者」を採用することが多くなっています。小さな一歩であったと思います。
しかしながら,ひらがな表記にしても「障害者」の持つ違和感を払拭するものではありません。
「障がい者」に替わるネーミングが必要ではないでしょうか。数年前,全国一斉に「養護学級・養護学校」が「支援学級・支援学校」と呼称が変更されました。
「障害者」にも変更が可能であろうと思います。ひとつの案として「要支援者」は,どうでしょうか。
わたしなどより,遥かに見識の高いホームページがあります。http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/laboratory/kiyou/pdf/kiyou22/kiyou22_10.pdf
西尾 直さんの考察に敬意を表します
例えば「視覚障害」は現在のまま,「視覚障害者」は「視覚要支援者」という呼称になります。
各自治体単位からでも文部科学省からでも,まず,「障害者」という言葉をかえていけないものでしょうか。